【現場で感じた安全の本質】AVATA2で“ヒヤッ”とした瞬間から考える、FPV撮影のリスクと機体選び
FPVは没入感のある映像が撮れる一方で、現場では風・空間条件・人の動線など「想定外」が必ず起こります。
この記事では、私のヒヤリ体験をもとに、完成機と自作FPVの違い、安全運用の考え方、教育現場(学校行事)での活用価値を整理します。
導入:ヒヤリが起こる現場の前提
FPVドローン撮影の魅力は「自分が飛んでいるような視点」を映像で届けられることです。 ただし現場では、風向き・空間の抜け・周囲の動線など、事前に読み切れない要素が必ずあります。
だからこそ私は、「起きないようにする」だけでなく、「起きたときの対処まで含めて設計する」ことを大切にしています。
AVATA2で感じた“ヒヤッ”
人や構造物が近い環境で飛行していた際、プロップウォッシュ(風の巻き込み)の影響で、 機体が一瞬だけ意図と違う動きをする感覚がありました。
AVATA2は完成度が高く、通常はセンサー制御で安定します。 それでも「補正が入るまでのほんの一瞬」に緊張する場面がある——これは現場でよくあります。
※この記事は特定の機体を否定する意図ではなく、現場で起こりうる“怖さ”を共有する目的です。
完成機と自作FPVの違い 役割が違う
DJI FPV(Avataなど)の強み
- 自動制御で安定しやすく、再現性のある画が作りやすい
- セットアップが比較的シンプルで、運用の立ち上がりが早い
- イベント・屋外・ライブ配信など、安定重視の現場で相性が良い
狭所や乱流では、制御の介入(補正)を“先読み”する必要が出ることがあります。
自作FPV(マイクロなど)の強み
- 入力が反映されやすく、狭い通過・微調整のライン取りがしやすい
- 映像に“人の感覚”が残り、臨場感や表現の幅が広い
- 屋内・狭隘部・建物内探索など、自由度が必要な現場で強い
機体構成と整備、事前チェック、現場設計が揃って初めて安心して使えます。
どちらが“上”ではなく、「どう撮りたいか」「どんな現場か」で選ぶのが正解です。
安全性 × 安定撮影ならDJI、表現力 × 自由度なら自作FPV。現場ではこの使い分けが効きます。
安全運用の考え方(判断を仕組みに)
安全は「気をつけます」だけだと再現性が出ません。 だから私は、判断をできるだけ手順化(仕組み化)していきます。
- リスクはゼロではなく管理する(起きない工夫+起きた時の対処)
- 距離と動線を設計する(人・建物・機体の位置関係)
- 風・抜け・戻りルートを確保(乱流が出るポイントを想定)
- 通信断・電圧低下を想定(止めどころを決める)
- 許認可・周知まで含めて運用(安心して撮れる現場を作る)
最後に現場を守るのは機体スペックだけではなく、操縦者の判断と準備だと感じています。
教育現場(学校行事・修学旅行)での活用価値
学校現場では、派手さよりも「体験の共有」と「記録の質」が価値になることが多いです。 FPVは“空気感”まで伝えられるので、広報にも記録にも活かせます。
- 体験の可視化:挑戦や成長の瞬間を臨場感のある形で残せる
- 記録から資産へ:次年度の広報・説明会・SNSで再活用しやすい
- 保護者との共有:「その場にいるように」思い出を共有できる
- 学校の魅力発信:教育方針や行事の価値を言葉以上に伝えやすい
相談・問い合わせ
現場条件に合わせて、機体・運用・絵作りまで提案します
「この場所はどの機体が適切?」「安全設計はどう組む?」など、状況を伺って最適化します。 相談は短文でもOKです。
https://seasidesky.jp/contact/