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自作FPVドローン vs DJI FPVシリーズ|現場目線での違いと使い分け

撮影ノウハウ

自作FPVドローン vs DJI FPVシリーズ|現場目線での違いと使い分け(Avata/NEO 2/U99)

🚁 現場目線で整理

自作FPVドローン vs DJI FPVシリーズ|どっちが良い?は「使い分け」が答え

「自作FPVとDJI(Avata / NEO 2など)、結局どちらが正解?」と聞かれることが増えたので、 現場で感じる違いをできるだけ噛み砕いてまとめました。結論はシンプルで、 場面によって役割が明確に違う、です。

対象:空撮/イベント/屋内撮影/映像制作 キーワード:再現性・安全設計・表現力・狭所 機体例:Avata / NEO 2 / U99(マイクロ)

結論:どちらが“優れている”ではなく、役割が違う

DJI FPVシリーズと自作FPVは、同じ「FPV」でも思想がかなり違います。 だから比較するときは「スペック勝負」ではなく、 現場のリスク・再現性・求める表現で考えるのが実務的です。

ざっくり言うと
安全性 × 安定撮影 × 再現性 → DJI FPV(Avata / NEO 2 など)
表現力 × 自由度 × 狙ったライン取り → 自作FPV(マイクロ含む)

DJI FPV(Avata / NEO 2など)の強み:安心と再現性

🔵 DJIの得意領域
  • 高度維持・水平維持などの自動制御
  • センサーによる安全性(環境次第で強い味方)
  • 映像が安定しやすい
  • 初心者でも飛ばしやすい

「同じカットをもう一回」「安全側で安定させたい」といった 現場では、この“再現性”が武器になります。

相性が良い現場例
  • 屋外のイベント撮影
  • ライブ配信(安定性が価値になる)
  • 動線が読みやすいロケーション
  • 安全側で運用しやすい現場

自作FPVドローンの強み:自由度と表現力

🔴 自作の得意領域
  • 操作レスポンスが良く、意図通りに動かしやすい
  • 狭い場所の通過・繊細なライン取りがしやすい
  • 映像に“人の癖”や“臨場感”が残る
  • 軽量(例:U99など)なら扱える現場範囲が広がる

“人が飛んでいる感”や“一発撮りの温度感”を狙うなら、自作が刺さる場面は多いです。

相性が良い現場例
  • 屋内撮影・建物内探索
  • 狭隘部(入口が狭い、障害物が多い)
  • 繊細な高さ調整が必要な通過カット
  • 創作系/演出重視の映像

「DJI FPVが苦手になりやすい」場面:補正ラグの存在

NEO 2やAvata系はセンサーや自動制御が豊富なぶん、 状況によっては補正の“間”が出ることがあります。 これが「思った通りに入らない」「今なんでそう動いた?」につながることがあり、 特に室内や狭所では怖さを感じやすいです。

狭所で起きやすい“難しさ”の例
  • 狭い入口を抜ける
  • 高さを微調整しながら通過する
  • 一気に滑り込む → すぐ止まる
  • 想定より補正が入ってラインがズレる

※ここは「DJIが悪い」という話ではなく、設計思想が違うために起きやすい“特性”として捉えるのが安全です。

自作機の信頼性は「構成がすべて」:RTFは要注意

自作FPVは自由度が高い反面、機体構成がそのまま安全性と信頼性に直結します。 特にRTF(完成品)や安価構成では、現場運用で“詰む”ケースもあります。

RTFで起きがちな注意点
  • フレームが弱く、1回のクラッシュで歪む/割れる
  • モーターに対してFC(制御基板)の余力が足りない
  • 振動対策や電源設計が甘く、映像・制御が不安定になる

「飛べる」だけでなく「現場で再現できる」「安全側で運用できる」構成かどうかが大事です。

現場での使い分け早見表

優先したいこと DJI FPV(Avata/NEO 2など) 自作FPV(マイクロ/U99等)
安全側の運用 自動制御・安定性が強み 設計と運用で担保(構成依存)
再現性 同じカットを作りやすい 操縦者の技量・機体構成に依存
狭所・屋内 状況により補正ラグが気になることも ライン取り・微調整が得意
表現力 安定系の画づくりに強い “人の癖”が出る生っぽい画が作りやすい
向いている現場 イベント/屋外/配信など 屋内探索/狭隘部/演出系など

まとめ:「どの機体か」より「なぜその選択か」

DJI FPVと自作FPVは、どちらが上という話ではありません。 「どう撮りたいか」「どんな現場か」で答えが変わります。

安全性 × 安定撮影を優先するなら DJI
表現力 × 自由度を優先するなら 自作

この使い分けができると、現場での提案の幅が一気に広がります。 最終的に大切なのは「機体の議論」より、現場を設計する視点だと感じています。

※本記事は一般的な傾向を現場目線で整理したものです。運用可否や安全性は、現場環境・関係者許可・飛行条件・機材構成などにより変わります。

© Seaside Sky / FPVドローン運用・映像制作ノウハウ(記事テンプレート)
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