横濱中華街|U99 FPVドローンによるイベント上空の撮影と安全運用
横濱中華街で開催された中華民国建国記念の雙十節パレードにて、U99のFPVドローンで上空から撮影を行いました。
現場では、風や電波の変化、電線の位置、そして人の流れなど、街中ならではの多くの要素を考慮して実施する必要がありました。
「見栄えよりも安全を優先する」ことを意識しながら、撮影チーム全体で連携し無事に撮影を終えることができました。
撮影映像(Vimeo)
一部映像を公開しています。
現場での課題と対応
パレードの進行速度が想定より速く、飛行ルートやタイミングの調整が大きなポイントとなりました。また、商店街特有の電線・看板・街路樹・風の通り抜けなど、常に変化する環境への即時対応も求められました。
特に人の頭上を通過するエリアでは、安全員を配置し、高度を一定に保つことでリスクを最小限に抑えました。
安全運用のための工夫
- 離発着場所・飛行区画・安全員の位置を事前に明確化
- 電波の安定性を常時確認し、リンククオリティーが低下した時は即座に回避
- 風速や人の動きをリアルタイムで確認し、危険エリアを事前に除外
- 緊急着陸エリアを複数確保して運用
チーム連携の重要性
FPVドローン撮影はパイロット単独では完結しません。安全員・アシスタント・カメラ担当との連携によって、現場全体の安全と撮影クオリティが保たれます。
無線やハンドサインで明確に合図を取りながら、周囲の状況変化に即応することで、安全かつスムーズな撮影を実現できました。
映像表現と安全の両立
街中でのFPV撮影は「迫力」と「リスク」が紙一重です。今回はあえて接近飛行を抑え、全体の雰囲気や動きの流れを重視しました。
結果として、事故なく撮影を終え、次の現場に向けた改善点を多く得ることができました。
まとめ:安全設計が“映像の自由”を支える
FPVドローンの魅力は、映像の自由度と臨場感にあります。
しかし、本当の意味での「自由な撮影」は、徹底した安全設計の上に成り立ちます。
今回の経験を踏まえ、今後も「安全 × 表現」の両立を目指して現場設計を磨いていきます。
クレジット
主催:横浜華僑各界慶祝雙十國慶大會委員会
プロデュース:株式会社グラムワークス
撮影:合同会社シーサイドスカイ