空撮で遠征するときの「飛行機搭乗」注意点まとめ|FPVドローン撮影の持ち物・バッテリー管理
FPVドローンの撮影で全国を回るようになると、移動そのものがリスク管理になります。 特に飛行機移動は「知らなかった」で詰むポイントが多いので、現場目線で整理しました。
- リポバッテリーの扱い(機内持ち込み/端子保護/個別保管)
- 工具の持ち込みで詰まないための考え方
- 機体の梱包ポイント(プロペラ/緩衝材/ジンバル)
- 遠征時のロケハン・充電計画の立て方
- 忘れ物=撮れないを防ぐチェックリスト
① バッテリーは原則「機内持ち込み」|預け入れは基本NG
リポバッテリーは発火リスクの観点から、航空会社・空港のルールに沿った扱いが必須です。 まず大前提として、バッテリーは機内持ち込みで運ぶ前提で準備しておくと安心です。
現場でやっている基本
- Wh(ワット時)の表記を確認(不明な場合は事前に計算してメモ)
- 端子はショート防止(キャップ・テープ・ケースなどで保護)
- バッテリーは個別保管(まとめて裸で入れない)
- 可能なら耐火バッグを使う
※航空会社・路線・国により条件が変わることがあります。最終的には利用便の規定を確認してください。
よくある詰みポイント
- うっかりスーツケースに入れてしまい、空港で止められる
- Wh表記が見当たらず説明できない
- 端子むき出しでショートリスクが高い状態になっている
② 工具は「手荷物に入れればOK」ではない|鋭利物は要注意
自作機ユーザーほど工具が増えがちですが、鋭利な工具や刃物類は手荷物で引っかかることがあります。 「工具は全部手荷物へ」と決め打ちせず、手荷物OK/預け入れ推奨を分ける意識が安全です。
| カテゴリ | 例 | ポイント |
|---|---|---|
| 鋭利・危険物になりやすい | カッター、ニッパー、精密ナイフ等 | 手荷物で引っかかる可能性。可能なら預け入れ側へ。 |
| 一般工具(要注意) | ドライバー、六角レンチ | サイズや形状で判断が分かれることも。迷うなら預け入れに寄せる。 |
| 電子系 | はんだごて/フラックス等 | 物によって扱いが分かれる。持参するなら事前にルール確認が安心。 |
結論:鋭利な工具は手荷物で引っかかることがあるので、 「必要最小限」+「預け入れに寄せる」運用が現実的です。
③ 機体は「動かない梱包」|プロペラは外して固定
遠征で意外と多いのが移動中の破損です。 揺れや圧力でフレームが歪んだり、ジンバルが痛んだり、ケーブルが抜けたりします。
トラブルを減らす梱包のコツ
- プロペラは取り外して保管(変形・破損を防ぐ)
- ケース+緩衝材で「中で動かない」状態を作る
- ジンバル機器はロック/保護カバーを徹底
- 予備プロペラ・テープ・結束バンドはすぐ出せる位置へ
④ 遠征こそ「現地ロケハンの時間」が画を決める
遠征は土地勘ゼロから始まるので、飛ばす前の情報量が映像の質に直結します。
現地で最低限見るポイント
- 電線・看板・樹木など障害物(高さ・位置・逃げ道)
- 風の通り道/乱流ポイント(建物角・抜け道・水辺)
- GEO制限や周囲の動線(人が集まる場所・導線)
- 離発着場所と緊急着陸エリア(2〜3候補)
⑤ バッテリー本数と充電計画は「逆算」|撮れない事故を防ぐ
遠征先で一番キツいのは「充電できず撮れなかった」です。 撮影スケジュールが詰まっているほど、充電計画の差がそのまま成果物の差になります。
逆算の考え方(例)
- 1日の撮影本数(想定カット数)→必要フライト回数を出す
- 1本あたりの実飛行時間+余裕(保守)を加える
- 充電にかかる時間/同時充電本数を見積もる
- ホテルのコンセント数も現地要因として把握する
遠征用チェックリスト(コピペ用)
- バッテリー:機内持ち込み/端子保護/個別収納/Wh確認
- 充電器:メイン+予備ケーブル/タップ/変換プラグ(必要なら)
- 機体:プロペラ外し/ケース固定/予備プロペラ
- 工具:鋭利物の扱いを仕分け(手荷物で引っかからない構成)
- ロケハン:風・電線・動線・離発着・緊急着陸候補
- 当日連絡:関係者への一声かけ/撮影可否の最終確認
まとめ:遠征では「撮影スキル」より「準備スキル」が効きます。
FPV・ドローン撮影は 忘れ物=撮れない に直結するので、チェックリスト化が本当におすすめです☺️